こんにちは~
美容ライターの「あまの」です。
最近暑くなってきましたね。
日差しも強いのでそろそろ日焼け対策をし始めたという方が多いのではないでしょうか。
…実は、日焼けしやすい人ほど日焼けしてはならないと最近では言われるようになってきています。

日焼けのメカニズムを知れば、この夏は怖くない。
日焼けすると肌がどうなるのか、また日焼け対策はどのように行えば良いのか。
今回は日焼けのメカニズムについて詳しくご紹介していこうと思います。
目次(タップで見出しへ飛びます)
日焼けはどのように行われるのか

どうやって肌が焼けるのか。
まず、日焼けの定義を解説させていただきます!
肌は紫外線からのダメージを受けることで”日焼け”という現象が起きます。
この紫外線は2種類ありまして、
・紫外線B波(UVB)
皮膚が炎症を起こす「サンバーン」
・紫外線A波(UVA)
肌の色が即時に黒くなる「サンタン」
この2種類の紫外線によって肌は日焼けされます。
肌が焼けない紫外線が「サンバーン」
肌が黒くなる紫外線が「サンタン」
と覚えていただくと良いと思います。
日焼け出来ない人が一番危険

日焼けできない人が一番危険?
一般的に日焼けしやすい!という人は「肌が黒くなりやすい人」を指します。
これ自体は身体の適切な防御反応なんです。なので問題はないのですが、
実際のところ危険なのは「サンバーン」を起こしやすい人。
つまり「肌が真っ赤になって黒くならない白い肌」の人が一番危ないとされています。
白人の皮膚ガン発生率は日本人の100倍以上

白人は日焼け自体が命取りに…
肌の色が白いことでしられている白人ですが、皮膚がんの発生率は日本人の100倍以上もあると言われています。
これは紫外線に当たると皮膚がすぐに赤くなる人が多いため、日焼け出来ない人種とも言われています。
黒くならないので一見ダメージが少ないように見えますが、実はメラニンによって紫外線を防げていません。
しっかりとした紫外線対策をしないと、
シミ・シワ・たるみ・肌の老化などが進行し、皮膚がんのリスクも高くなります。
これは白人に限った話ではなく、日本人でも同じことが言えるのです。
日焼けしやすい人は日焼けしても大丈夫?

日焼けしても大丈夫なの?
結論を言えば、大丈夫ではありません。
日焼けしてすぐ黒くなるとはいえ、一度は赤くなっています。
紫外線を浴び日焼けすることで、遺伝子に傷がつき、真皮内でのコラーゲン繊維の断裂・エラスチンの塊状変化が進行。
よって光老化が進んでいきます。
さらに見た目が全く黒くならない、赤くならない場合でも、DNA損傷は生じていることが分かっています。
ようは日焼け自体がNGといえるのです。
もし紫外線を浴びたらするべき事

インナーケア・アウターケアは必須です。
紫外線を浴びるのはNGとはいえ、どんなに日焼け止めを塗っても紫外線を完全にカットすることは不可能と言われています。
夏場は汗で日焼け止めが流れてしまうこともありますし、どんなに塗り直しても結局は紫外線を浴びることになります。
そこで、紫外線を浴びた後のケアが必須となるわけです。
主な方法としては化粧水を付ける、サプリメントを飲むなど様々な方法があります。
まずは冷やして水分補給!
日焼けは火傷と同じです。すぐに冷やすだけでもアフターケアとして効果を発揮します。
保冷剤・ビニール袋にいれた氷をタオルで包み冷やします。
あとは冷たいシャワーを浴びるなどして肌を冷やしていきます。
身体を冷やしすぎないように注意しましょう。
皮膚の水分補給も大事
肌の赤み・痛みが引いてきたらたっぷり化粧水を付けて保湿しましょう。
紫外線によって肌の水分が奪われています。乾燥したまま放置しないように注意です。
アフターケア用の化粧水を買って、冷蔵庫で冷やしておくのもいいかと思います。
私は良くハトムギ化粧水を冷蔵庫で冷やして付けています。
ヒヤヒヤと冷たくて気持ちが良いですよ~
サプリメントを飲む
ビタミンA・C・E・βカロテン・アスタキサンチン・ポリフェノール類など豊富な成分を摂るようにしましょう。
食べ物から摂るのが一番良いかもしれませんが、なかなか十分な量を摂ることが出来ないのが現状です。
サプリメントで飲む場合は日焼け前がオススメです。
朝、昼と2回に分けて飲むのが効果的。最近では飲む日焼け止めもありますので、そちらも非常に良い効果を発揮してくれるかと思います。
まとめ

日焼けしたらするべきこと
・日焼けは出来るだけしない!
・アフターケアを必ずすること
・サプリメントは朝と昼2回に分けて飲む!
どんな人でも日焼け自体がNGです。
肌に良いことはほとんどありませんし、皮膚がんのリスクも高くなります。
出来れば1年中紫外線対策をすることが良いと思いますが、一年中日焼け止めクリームを塗るのはあまり良いことではありません。
肌本来の防衛機能が衰えてしまいますからね。
ですので普段つかう日焼けケアは、効果が薄い日焼け止めクリームを塗るか、飲む日焼け止めで対策することが一番良い方法だと思います。
市販の日焼け止めアイテムは近年で非常に増えてきていますので、一度ドラックストアに足を運んでみるのもいいでしょう。
今からでも遅くはありませんので、しっかり紫外線対策を行っていきましょう!